進化型ロボットは、進化のプロセスを通じて自律ロボットを生成させる手法で
ある。つまりロボットの制御システムを遺伝子型として表現し、GAやGPの探索
方法によって適切なロボットの行動を学習しようというものである。
進化型ロボットはさまざまな分野(AI、ロボティックス、生物学、社会行動学など)の研究者から注目を集めている。
さらに進化型ロボットは、他のAIのアプローチとの特徴を多く共有している。それらは、
- 行動主義に基くロボット(Behavior-based robots)
- ロボット学習
- マルチエージェント学習と協調計算
- 人工生命
- 進化するハードウェア
などである。
「進化型ロボット」に関連する卒論テーマの例
(過去に実施したものなので、卒論配属されてもこれと同じテーマを扱うわけではない。)
- 「遺伝子制御ネットワークを用いたヒューマノイドロボットの動作学習」(120433)
- 「二足歩行ロボットのためのGRN動作形成システム」(130454)
- 「ヒューマノイドスケーティングの進化的学習」(130398)
- 「進化的学習を用いたヒューマノイドロボットにおけるブランコ動作の設計」(130425)
- 「ヒューマノイドロボットによるスローイング動作の進化的学習」(130432)